昭和50年に始まった旧鳥越村の基盤整備では、縄文式土器、弥生式土器のかけらが敷き詰めてあるかと思われる光景でした。このことは、古来より稲作が盛んて゛、肥えた土であることが伺えます。夏には、夜空の星の数にも負けない数のホタルが舞い、幻想的な風景を醸し出します。このことは、流れ出る水がきれいであることの証明です。標高は200ｍ程度に位置し、歴史ある土と飲料水とされる清流で育てたお米は大変おいしいです。しかし、気温、水温が低い鳥越山間地では、収量が落ちて高価なお米となります。昨今の米価の下落により、他農業者も厳しい現実です。弊社では、一般的に流通されるお米と、山間地単一農家で作られたお米は別物と考えます。西暦1580年 遠い昔の戦国時代、一向宗門徒が望んだものは、「支配からの解放」でした。歴史に名高い一向一揆終焉の地に生を授かり、誇れる土、水と、そこで育つお米との架け橋となることを天授と勝手に思い、旧鳥越最奥の地より今回の情報を発信させていただきます。